第91回日本社会学会で報告します

2018年9月15日(土),16日(日)に、甲南大学岡本キャンパスで開催される日本社会学会第91回大会で、個人報告を行います。

日本社会学会では2016年の大会で初報告を行ったのですが、今回はその続編で、テーマは「DIYの多様性をめぐる一考察:英米および日本における関連研究の比較から」。DIYという営みが、海外ではどのように生まれ展開してきたのか、またそれを学術的に研究しようとした場合にどのような視点があり得るのかについて、主にイギリス・アメリカの先行研究を整理しながら考えてみたこの約1年間の成果をご報告します。

お世辞にも英語の読み書きが得意とはいえない自分なので、まだまだ研究途上ではあるのですが、そんなこと言ってたらたぶん一生報告できないと思い、今回は恐る恐るエントリーしてみました。

ただ、現段階でも見えてきた面白い点は多々あって、同時にこうした論文や書籍を読んでいると、イギリスやアメリカの(あとオーストラリアも)生活に、DIYがいかに埋め込まれているかを痛感させられます。何せヤンコビック先生がこんなパロディソングを作ってみんなで笑ってるような国だ。

"Weird Al"Yankovic -Handy
こうした国々で営まれているDIYと、日本のものづくり趣味の間にはどのような違いがあるのか。またその違いはどのような背景に起因するものなのか。今回の報告が、そんなことを考える一端になればと思っています。

報告は、9月16日(日)9:30〜12:30に、3号館5階352教室で実施される「文化・社会意識(5)」セッションにて。司会は宮台真司氏(!!!)
みなさまと神戸でお会いできるのを、楽しみにしています。

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