2011-01-01から1年間の記事一覧

【12月13日のゼミ発表に関連する文献】

◇コレクションこれは難しいけれど面白いテーマです。理論的な背景を押さえるために、まずはこれを読んでみるといいと思います。・クシシトフ・ポミアン(1992)『コレクション―趣味と好奇心の歴史人類学』平凡社難解な本ですが、第1〜2章くらいは読んでおくと…

【12月6日のゼミ発表に関する文献】

◇タトゥー図書館のデータベースから大宅壮一文庫のweb検索サイトに飛んで検索してみると、日本で「タトゥー」という言葉が使われ始めた時期が分かります(この検索結果からだけでも面白い傾向が見えてくるので、ぜひ調べてみてください)。その頃から広がり始…

【11月29日のゼミ発表に関する文献】

◇3D映画まずは「映画館で映画を観る」とはどういうことなのかを、しっかり考えておく必要があると思います。基本文献としては、これを一冊読みこんでおけば大丈夫です。・加藤幹郎(2006)『映画館と観客の文化史』中公新書その上で3D映画ですが、現在の3…

【11月22日のゼミ発表に関する文献】

メディア表現基礎演習(「文化の社会学」入門)では、ディスカッションを最優先にしているため、私の方からアドバイスをする時間がなかなか取れません。そこで、皆さんが作ってくれた参考文献リストや「これから読みたい文献リスト」の中に入っていなかった本…

【7月5日のゼミ発表に関連する文献】

◇音楽フェス日本の音楽フェスについては既にいくつかの研究があります。比較的読みやすい文章が多いので、まずはこれらを入口にしてみてください。それぞれの論文に参考文献も挙げられているので、ここから様々な形で広げることも可能です。・永井純一 (2008…

【6月28日のゼミ発表に関連する文献】

◇ ファッションと流行そもそも人が服を着るとはどういうことなのか?という、根本的な問題を論じたのが、鷲田清一 (1995) 『ちぐはぐな身体―ファッションとは何か?』筑摩書房 です。深いながらも読みやすい本なので、ファッションに関心を持っている人はぜ…

【6月21日のゼミ発表に関連する文献】

◇2ちゃんねる授業内でも話した通り、これに関する文献はたくさんあります。その中でも、決して簡単な本ではありませんが、この2冊には目を通しておいて損はないです。どうしようもなくバカなことに、どうしようもなく盛り上がってしまう彼/彼女らの心性を…

【6月14日のゼミ発表に関連する文献】

◇ヴィジュアル系・メタルヴィジュアル系については、リストに挙がっていた井上貴子他 (2003) 『ヴィジュアル系の時代―ロック・化粧・ジェンダー』青弓社 は必読です。ただ、それ以外にまとまった研究は少ないのが現状です。・柏木恭典 (2011) 「ポップ・カル…

【6月7日のゼミ発表に関連する文献】

授業内ではなかなか時間が取れないため、皆さんが作ってくれた参考文献リストや「これから読みたい文献リスト」の中に入っていなかった本で、参考になりそうなものを挙げておきます。現代的なテーマを採り上げようとすればするほど、そのことに直接言及した…

「楽しみ」をあきらめないで。

未曾有の大災害から1週間が経った3月18日金曜日の深夜、関東地区である意味で極めて「不謹慎」な番組が放送されました。(残念ながら名古屋は3週間遅れの放送なので、私はまだ観ることができていないのですが…)その名も タモリ倶楽部 『オーディオマニアの…

これが日本の祭りだよ。

【お知らせ・その2 (3.16付記)】 下記エントリでご案内しております「メル・エキスポ2011」は、東北地方太平洋沖地震に伴う諸般の事情により、無期延期となりました。被災地の方々にお見舞い申し上げますとともに、一日も早い復旧を、心からお祈りいたして…

いまその先のストーリーへ。

最近は自分でも何が本業なのかよく分からなくなってきていますが、愛知でこんなワークショップなどもやったりしています。目下、学生たちも巻き込みつつ、楽しく必死に準備を進めておりますので、みなさんも味噌カツ食べついでに、ぜひ遊びにいらしてくださ…

Live Goes On.

毎年、年末になると、手帳をめくりながら今年参戦したライブの回数を数えつつ、それぞれの思い出に浸るのが、ささやかな楽しみだったりする。で、数えてみた結果がこちら。 日程アーティスト会場1 1月30日 Natural Records青山 月見ル君想フ2 4月9日 サカナ…